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セブンハンドレッドナンセンス

CoM0 TrB0

なぜか年の初めに大掃除をしたよこやまさんです。こんばんは。
今日はパパンとママンが書斎の本棚に溜め込んでいた本を処分しました。
「年末の大掃除をする必要は一切無い!なぜならどうせ散らかるからだ!」
という歴史的名台詞を残し、パパンは今日から仕事始め。
「いる本はもう持ち出してるから、あとは全部いらない。全部あげる」
というママンは今日も学校で生徒いじめ(センター直前課外)を続行中。
アホみたいに暇なよこやまさんが、一人で作業をすることになりました。



よこやまさんの両親は、これまたアホみたいに頭が固い理系人間です。
この二人、ガッチガチ文系のよこやまさんを少々ナメています。
自分たちの職業がどんなことをする仕事なのか、自分のむすめには
それすら分からないと思っています。
確かに今ひとつ理解が及ばないのですが、それにしたってナメられてる!!!

まだ小学生だったよこやまさんが、純然たる好奇心から
パパンの仕事内容をママンに尋ねた時のこと。
わたし「おとーさんは何してる人なん?」
ママン「ロケットのエンジンを作ってるよ」
わたし「そうなんだぁ」
…とか言うと思うなよこの理系!!
第一、日本はロケットなんか飛ばしてねーYO!!!
言うならせめてスペースシャトルとかにしてくれYO!!!

受験を間近に控える高3の十二月、なんとなく思いついて、
小学校のときに投げかけたのと同様の質問をママンにしてみる。
わたし「おとんは一体何をしてる人?」
ママン「上場企業のギリギリな部長をしてる人だよ」
わたし「そうなんだぁ」
…とか言うと思うなよこの理系!!
高校生の娘に何をガチなこと吹き込んでんだYO!!!
思わず将来を憂えただろうがYO!!!

また別のとき、パパンに彼の弟の職業を尋ねました。
わたし「おじさんは何してる人?」
パパン「ジェットコースター作ってるよ」
わたし「そうなんだぁ」
…とかこれ以上言わすなこの理系!!!
後々本人に聞けば、「機械の動力部の研究と開発」とかって、
至極真っ当なことを言ってたぞ!!何だよジェットコースター開発って!!
(実際、ジェットコースターの設計はしたらしい。でもこの理系が!!)

そういえば、サークルのガンダム創作学科の奴(別名ゴボティクス)
にも理系の余裕を見せ付けられたことがありました。
わたし「理工学部、ていうか貴様の専攻は一体何をしてるんだ?」
ごぼう「んー『ウィーン、ガチャン!ガーッ!!ウィーン、ガチャン!』みたいな」
わたし「貴様、それが大学生の説明か」
ちなみに「ウィーン、ガチャン!ガーッ!!」の部分には、訳の分からない
手振りまでついていますた。
その直後。
文転して経営学部におさまった元理系の友人が同じことを聞いた。
元理系「結局何を研究してるんだ?」
ごぼう「ロボットアームだよ」
なら最初からそう教えろよ。
こっちが文学部だからって、フィーリングで説明しようと思っただろ。
ごぼうのくせに!!

そういうわけでよこやまさんの両親は激しく理系です。
強引な軌道修正。
したがって、本棚に並んだのは、よこやまさんに理解不能な理系語の本。
二人の通った大学の工学部紀要や、小難しい学術雑誌、数学書とか。
あと、共通一次(大昔のセンター)の問題まで発掘されました。
こんなものまで溜め込むなんて、これだから理系は…!(大いなる偏見)

そんなかんじで掃除を開始。
本棚から出した本を、重ねては束ね、重ねては束ね、そして運び出す。
そのうち、すべての作業を流れに乗って手早く行えるようになりますた。
見ろ、年の初めからよこやまさんは千手観音気分!!

…かくして、すべての本を運び終えた頃には、すでに夕方。
古紙回収の業者さんに古本の束を手渡しながら、大雑把に数を数えました。
その数なんと約700冊。
他の部屋の本もあわせれば、おそらく二千冊くらいはあったんですね。
こんな使わない本を溜めに溜めて、一体どうするんだ!
全く理系は!
大学生の頃から溜めまくって、一体何をどうしたかったんだ!
もうほんとに、この理系は!

でも。
よく考えてみたら、あの700冊の本たちは、わたしの両親の大学時代を
最もよく物語るものなんですよね。
彼らはあの本を片手に大学受験をして、期末のレポートを書いて、
学部卒論を書いて、院試を受けて、最後には研究論文を書いた訳だし。
ただの古本になってしまったあの本たちと、苦楽をともにしたと言えなくはない。

でもやっぱり、あの700冊は今はもう使われない本たちでした。
それはわたしの両親が理系の人間だったから。
文系の研究書なら二、三十年経っても、そこに記された内容の資料価値に
さほどの違いは出ないんでしょうけれど、技術革新の盛んに行われている
理系分野、しかもあの二人が専攻していたロボット工学などは、まさにここ
数十年ですさまじい発達を遂げたのです。
そうなると、データはどんどん古びていってしまう。
だから、あの本たちは彼らの思い出ではあったかもしれないけれど、
本来的な存在意義を持たなくなってしまったもの。
資料としての用を成さないもの。

理系の研究ってそういうものなんでしょうか。
自らの心血を注いだ論文や技術でさえも、一度世間に向けて発表してしまえば、
そこから先は自分の手ではままならなくなる。
自分の知りえない場所で応用され、ブラッシュアップされて、更に高度なもの
になってゆく。
それは嬉しいことなのかもしれない。
でも、時間はどんどん流れていって、技術や情報もどんどん進んでゆく。
いつかはその流れに自分自身が追いつけなくなってしまって、
自分が学生生活の中で培ったものが過去になってゆくんだよね。

うちのかび臭い本棚におさまっていた七百冊の本たちは、
多くの人が既に通り過ぎてしまったマイルストーンみたいなもので、
そこに記された言葉も、今更言い立てる必要の無いナンセンスな言葉なの
かもしれない。

先人たちの研究は、今の技術の大いなる礎です。
でも、礎の上に積みあげられるのは、過ぎ去っていく時間たちだ。
今日、よこやまさんが古紙回収に出した七百のナンセンスは、
古紙になってまた製紙されるのでしょう。
それで、次は古紙100パーセントのトイレットペーパーになる。
最後まで何だか妙にナンセンスだ。


そんな七百のナンセンスを一日中運び続けたよこやまさんは、
今ひどい腰痛です。
死ぬ!死ぬ!腰痛い!腰痛くて死ぬ!腰痛で死ぬ!!!


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日記は雑記。  2007.01.05
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プロフィール

よこやまさん。

Author:よこやまさん。
性別:女のひと
年齢:19歳13ヶ月に突入。
趣味:女子高生の制服を追求。
所属:日文専攻、合唱団ほか。
備考:香川を愛してやまない
大学生。でも今は京都暮らし。

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