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the weathercock girl

CoM0 TrB0

ぎっつぎったんるーらるるぎっつるー。
こんばんは、よこやまさんです。
冒頭の一文は呪いの言葉とかじゃないので安心してください。

今日のできごとです。
ニ限、さぼる。
三限、さぼる。
この馬鹿、と思った人は本人の前で罵り嗤いをしてください。
その言葉が明日の私を定刻どおりに登校させるはずです!

なんで三限出なかったんだ、と思われた方に弁明します。
本日の三限は清心館四階549号教室、日本国憲法でした。
お昼休みの喧騒に後ろ髪を思い切り引っ張られて遅刻気味とはいえ、
よこやまさんはちゃんと四階まで昇ったのですよ。
そして教室後ろ側のドアノブに手をかけ、中を少し覗いたのですよ。

知らない人に説明させていただきましょう。清心館の549号教室とは、
その収容人数が立命館大学・衣笠キャンパスで三本の指に入るという
巨大講義室です。
我が専攻の某M教授はそのさまを「飛行機の格納庫みたいですね~」
というふうに表現しておられました。そういう講義室です。

そんな教室を、後ろから見渡す。
傾斜をつけたつくりのその講義室は、 人 で埋まっていました。
黒や茶色、珍しいところで赤、そんな人々の後頭部が蠢いています。
みんな着席して、めいめい必死に別のことをしてました。
千人の後頭部が蠢くさまは、とてもきもちのわるいものです。
世間は時として若人を「飛び立つ前の鳥」と表現します。
そんなロマンチシズムを頭から信用できるほど素直じゃないけれど、
もし若人が鳥だというなら、うららかな青空が美しい五月の昼下がりに、
なんでその鳥が飛行機の格納庫なんぞに詰まっているんですかまったく!
みんなどっか飛んでけよもう!
よこやまさんが快適に講義を受けるために!!

というわけで、よこやまさんは開けかけたドアを閉めました。
多い。
多すぎ。
よこやまさんは気分屋です。
風見鶏が風向きに煽られ、右へ左へ忙しなく振るのと同じくらいに。
風見鶏級気分屋。気分屋検定・秋の空級の更にワンランク上って感じ。
とにかく、気分屋は突然「三限に出られない」と思いました。
そのみつしり詰まった講義室に踏み込んで空いた席を探し出し、
そこに着席して一時間半を過ごす自信は、もうすっかり失われました。
気温が廊下と講義室で違うくらいなんだもん。
みんなスゲー必死になんかしてるんだもん。
それだけ必死にやるなら、講義室に詰まる必要ないと思うな。
そういや、よこやまさんは一回生の五月六月、全く学校に行きませんでした。
人との関係を絶つ訳にはいかない時期だったので、サークルとサブゼミには
欠かさず参加しましたが、それ以外はさっぱり。
そのときの理由も「人大杉」だったなぁ。
この大学でそれは死活問題。

気分屋風見鶏級は格納庫の鳥に怖気づき、しぶしぶそこを去りました。
そうして存心館まで歩いていくと、写真部の作品展を見に行くという
芸本の一団に出会い、これ幸いとその流れに便乗しました。
写真展は美麗だったし、広告研究会(術団体)の展示会も残念でした。
ここでの残念は褒め言葉です。
非常に残念で鬱々とした展示会でした。
一番に残念だったのは、そこの受付で土産にもらった炭酸ジュースを
会場出てすぐの場所でふきこぼれさせた自分でした。

その後、お金をおろしに存心館のATMに向かいました。
そこでおろした五千円で
制服とコートをクリーニングに出し、むこう数日間の
ご飯の買い物をして帰るつもりでした。午後四時ごろのことでした。

気がつくと、時刻は午後五時でした。
気分屋風見鶏級の手には、袋が握られていました。
スーパーのナイロン袋ではありません。
生協の本屋さんの紙袋でした。
お財布の中はふたたび空になっていました。
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!
このッ、このばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーかッ!!!

本屋のレジを出た瞬間に後悔しました。
直後にもう一度思い直して本屋に戻り、更に一冊をレジに出しました。
虎の子の三千円もなくなりました。気分屋ごめんなさい。すみません。

以下は本屋さんでの、ほんとうにくだらない諸々。
もちろん他人のブログなんて全編にわたってくだらないんだけどね。
棚にあった『罪と罰』を手にとってぱらぱらと流し、活字サイズを見てから
本棚の元の位置に戻しました。ラスコーリニコフ(委員長に非ず)が老婆を
殺すよりも先に、こっちが罪悪感に苛まれることになりました。
ノンノの付録が、大好きなキャス・キッドソンのクリアファイルだったので、
思わず二冊も手に取りかけました。例の罪悪感がむくりと肥大しました。
ジョン・カーの『グラン・ギニョール』をちょっと探してみようと思うも見つからず、
場所を聞くために店員さんを呼び止めました。タイトルを言おうとしたところで、
初っ端から「グリョン…」と噛んでしまう。何食わぬ顔で言い直しましたが、
結局生協では取り扱っていませんでした。国木田独歩のコーナーを見ながら
その名前の響きを面白く思い、ひとりで「くにきだ…」とつぶやきました。
それを専攻の知人に見られてしまい、思わず言いかけた独歩の名前を
「どっぴゅ…」と言ってしまいました。気の弱い人ならこれだけで死ねるでしょう。
石田衣良を「えら」と発音する人を見かけました。やりきれない気分です。
東北の方なのでしょうか。いやさすがにそれは偏見だ。早川いくをの『へんな
いきもの2』を見て、凄まじい過去を思い出す。あれは高3の二月、受験で
東京に行った際のこと。白百合と嘉悦、和洋九段を見るためにJR飯田橋に
降り立ったよこやまさんは、まず駅前の本屋にいきました。目論見はあたり、
白百合と嘉悦と和洋九段がたくさんいました。とりあえず本を買っているふうを
装いながら、彼女たちを眺め回しました。が、気づかれそうになりました。
あわてて手近の本を手に取り、レジに並びました。レジでタイトルを見ると、
『へんないきもの』と銘打たれていました。かなしかったけれど負けられないと
思い、今度は駅前のマクドナルドに移動しました。今度は嘉悦の前に座り、
これでもかと眺め回しました。
あの日、飯田橋駅のマックで最も変ないきもの
だった自信があります。因みに自分も制服でした。他校の。因みに次の日は
母校の制服で一日中、千代田線の新御茶ノ水駅付近にはりつきました。
やっぱり目論見どおり、駿台予備校に通う女子高生をガン見できました。
東京女学館とフェリス、横共、幻と言われるかの女子学院を見かけました。
最初は聖和学院か共立女子中だと思った…。あと大妻とシナジョ!!!
やっぱエロイ最強エロイ。「品川女子学院は神」とかいうスレを立てそうです。


なにこの流れ。
結局、五千円分の本をかかえて茫然自失、メディのボックスに移動。
みんながいなかったので、CDをかけて少しうとうとする。
夢の中で、自分の非力を思い知る事件が起きました。
よこやまさんは芸ボックスにゴキブリホイホイをしかけていました。
これで梅雨時のブラックサンダーも一網打尽!
と思っていたら、仔猫がホイホイの上に足を乗せてしまいました。
よこやまさんは必死に引き剥がそうとしますが、仔猫の柔かいにくきゅう
は張り付いて取れず、仔猫は痛がって腕の中で大暴れします。
わたしは非力です。

気分屋風見鶏級は仔猫を助けられないまま目覚めました。
目覚めてしまったことを久々に後悔しました。
実は、今週の金曜日が発表の企画書提出の期限です。
なにをやっているんでしょうか一体。
見ないふりをしているんですよ勿論。
風見鶏は耳なし目なしなんだもんよ!!!
何にも見えず、何にも聞こえなかったのです。
しかも、足は屋根に打ちつけられて動けないこんちくしょう。
格納庫に詰まっていた鳥よりタチが悪いですよ。
耳なし目なしの風見鶏は、風にパタパタもてあそばれるだけで、
自分では全くもって一歩も動けません。動きません。わぁぁい!
ぎっつ、ぎったん。
向上心のないものは、ばかだ!
ぎっつ。


で、結局七時ごろ帰路に着きました。
恒心館前で、凄く急いでいるふうな女の子にぶつかられました。
あ、やっぱり彼女の名誉のために言い直します。
見知らぬ女の子とぶつかりました!でも恋は芽生えませんでした!
……いま、彼女の名誉を更に傷つけた気がしました。
わたしの「わぁ!すみませぇん!」という間抜けな謝罪と会釈に目もくれず、
その見知らぬ彼女はまた、大急ぎというふうに走り去っていきました。
必死の後姿は、手負いの肉食獣みたい
でした。
なぜ飛ばないの?
あなた鳥なんでしょう?
風見鶏ではないんでしょう?

冒頭の一文は、詩人・高田敏子さんの「風見鶏」という詩の引用です。
錆び付いてぎぃぎぃと軋む金具の音を、あんなふうに表現できたのは
世界でこの人だけだったと思う。
ぎっつ、ぎったんるー。

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日記は雑記。  2007.05.23
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プロフィール

よこやまさん。

Author:よこやまさん。
性別:女のひと
年齢:19歳13ヶ月に突入。
趣味:女子高生の制服を追求。
所属:日文専攻、合唱団ほか。
備考:香川を愛してやまない
大学生。でも今は京都暮らし。

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